いんきんたむしの原因
いんきんたむしは、白癬菌というカビの仲間が、股間の周囲で過剰に繁殖しすぎる事によって発症します。
男性だけに限らず、女性も同様に感染する場合があります。
いんきんたむしは、水虫と同じ原因菌である白癬菌に感染する事によって起こるため、家族の誰かが水虫を患っている場合には、バスタオルや寝具などを共有する事によって感染する可能性があります。
また、銭湯や温水プールなどの高温多湿な場所で、イスやマットなどを介して間接的にうつる場合もあります。
白癬菌が股間に付着した時点で、すぐに病変が現われる訳ではありませんが、股間の周囲が汗でじめじめと湿っていたり、下着や陰部に汚れが溜まっているなど、白癬菌が繁殖しやすい状態が長く続いていると、徐々に時間をかけて白癬菌が皮膚の奥に根を張るようにして寄生するようになります。
そして、皮膚の発赤や湿疹、痒みなどの異常が生じるようになります。